2020年6月に発売以降、輸入車の販売台数ランキングトップ10の常連となったベンツGLBクラス、
街中でもよく見かけるため気になっている方も多いでしょう。
そんな大人気のGLBクラスについて今回はメルセデスベンツの専門店が人気の秘密を徹底解剖してみました。
是非とも最後までご覧いただけますと幸いです。
メルセデスベンツGLBクラスとは
ベンツ GLBクラスとは、2020年（令和2年）6月に発売されたメルセデス・ベンツの9車種目となるSUVモデルとなります。
究極のオフローダーであるGクラスからインスピレーションを受けたスクエアデザインが特徴的で、
高い悪路走行性能を持つ本格的なSUVでありながら、7人乗車が標準仕様となります。
日本の都市部でも取り回しがしやすいボディサイズとなっており、楽に運転ができるだけでなく利便性も兼ね備えた大変人気のモデルとなっております。
前期・後期モデルは下記の通りとなります。
| モデル | 生産時期 |
| 前期 | 2020年6月～2023年10月 |
| 後期 | 2023年11月～ |
つぎの項目で『7人乗りSUV』の部分について詳しく解説していきたいと思います。
メルセデスベンツGLBクラスは7人乗りSUV
メルセデスベンツGLBクラスの最大の人気ポイントは7人乗りSUVである点ですが、
メルセデスベンツの6人乗り以上の乗車定員のお車を見てみましょう。
| クラス | 乗車定員 | 発売時期 | 新車価格 |
| GLBクラス | 7名 | 2020年6月～現在 | 637万円～ |
| Vクラス 各モデル | 7名 ※一部グレードは異なる | 1998年6月～現在 | 940万円～ |
| GLEクラス W167型 | 5～7名 | 2019年6月～現在 ※W166は5名のみ | 1,268万円～ |
| GLSクラス | 7名 | 2016年4月～現在 ※W166,W167共に7名 | 1,530万円～ |
| EQB | 7名 | 2022年7月～現在 | 811万円～ |
| EQS | 7名 | 2023年5月～現在 | 1,629万円～ |
※2025年1月現在発売のモデルのみとなります。
メルセデスベンツから発売されている7人乗りのモデルは上記のみとなっていて、
その内、EQBやEQSは電気自動車となっておりますので、ガソリンモデルでは4車種のみとなります。
その中で新車価格が1,000万円を超えているモデルが多く、ミニバンモデルのVクラスでもエントリーモデルが1,000万円近くとなります。
そのため、7人乗りができるメルセデスベンツを買おうと思うと、非常に高額な費用が必要となるため、GLBクラスは手が届きやすい価格設定なことが魅力的ですね。
つぎはサイズを比較してみましょう。
| クラス | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) |
| GLBクラス | 4,640 | 1,835 | 1,700 |
| Vクラス | 4,895 | 1,930 | 1,880 |
| GLEクラス | 4,925 | 2,010 | 1,795 |
| GLSクラス | 5,210 | 1,955 | 1,825 |
| EQB | 4,685 | 1,835 | 1,705 |
| EQS | 5,130 | 2,035 | 1,725 |
このように7人乗りのほとんどの車種が全長5m、全幅も2mクラスといったフルサイズの車格となります。
これでは機械式駐車場はおろか、日常でも駐車場はかなり選ぶ必要があります。
GLBクラスは7人乗りにも拘わらず、Cクラスワゴンとそう変わらないボディサイズとなっております。
そのため、GLBクラスのように都市部でも普段使いがしやすいことは大きなアドバンテージポイントとも言えます。
メルセデスベンツGLBクラスの室内や荷室は？
まずは居住空間についてのご紹介を致します。
GLBクラスは天井が高く設計されているため、随分と広々としたドライビングポジションを作れます。
身長170cmの男性が乗った際には、天井に拳3個以上もの余裕がありました。
2列目の足元もにも非常に余裕があります。
最後に3列目の足元も見てみましょう。
お次はトランクスペースを見てみましょう。
各列を収納してみた3パターンをご紹介してみました。
室内空間をざっくり見てみましたが、いかがでしたでしょうか。
「意外と広い！」
「これじゃ物足りないな・・・」
様々な意見があるかと思います。
もっと細かい部分も見たい方に、たくさんの写真を使ってGLBクラスの室内・トランクをどこよりも詳しく解説した記事もあります。
興味のある方はこちらの記事も是非ともご覧ください。
メルセデスベンツGLBクラスとの比較車種は？
メルセデスベンツGLBクラスが7人乗りで、かつコンパクトな車体が扱いやすいことはお判りいただけたかと思います。
他の輸入車のラインナップにもフルサイズではないコンパクトな車体で7人乗りのモデルもあります。
実際にそれらのお車もチェックしていきましょう。
BMW 2シリーズグランツアラー
2015年6月～2022年12月発売 乗車定員7名
新車価格 450万円～
全長 4,585mm 全幅 1,800mm 全高 1,640mm
BMWの人気7人乗りコンパクトカーです。新車価格がGLBと比べると約180万円程度お安いため、中古市場でもお求めやすいことが特徴です。
実際に比べてみるとGLBの方が高級感や質感が非常に高い印象を感じます。
2022年12月以降のモデルが製造されていないので、次期モデルに期待！？
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン
2004年2月～販売中 乗車定員7名
新車価格 456.5万円～
全長 4,535mm 全幅 1,830mm 全高 1,670mm
フォルクスワーゲン伝統の7人乗りモデルです。
新車価格やサイズ感は2シリーズグランツアラーと非常に近い印象です。
こちらも内装や走行性能は少し物足りない印象を感じます。
フォルクスワーゲンには7人乗りスライドモデルのコンパクトミニバンのシャランもラインナップされております。
プジョー5008
2017年9月～販売中 乗車定員7名
新車価格 580万円～
全長 4,640mm 全幅 1,840mm 全高 1,650mm
プジョーから発売されているプレミアムSUVモデルとなります。
GLBと非常に近いサイズ感や価格感となっております。GLBと同様おしゃれな印象を感じる一台ですね。
唯一気になったのは最小回転半径が5.8mとベンツのGLSクラスと同じ数値である部分です。
最小回転半径が5.5mのGLBと比較すると、街乗りでの使い勝手の良さに大きな差が生まれることが予想されます。
ランドローバー ディスカバリースポーツ
2014年10月～販売中 乗車定員5～7名
新車価格 850.9万円～
全長 4,610mm 全幅 1,900mm 全高 1,720mm
こちらもGLBとサイズ感、価格感ともに近いお車となっております。
注意しなければいけない点としては、ランドローバー ディスカバリースポーツには5人乗りのモデルが存在することです。
加えてグレードが多く、選択肢が多い分少し選ぶのが大変かもしれません。
しかし、4WDのみの設定となっていることは非常にうれしい点ですね。
シトロエン グランドC4スペースツアラー
2018年9月～販売中 乗車定員5～7名
新車価格 453.6万円～
全長 4,605mm 全幅 1,825mm 全高 1,670mm
最後にシトロエンC4からの派生モデルとなります。
最大級のパノラミックガラスルーフによる開放感が特徴です。
こちらの車種はFFのみの設定となり、街乗りでの快適性に特化したモデルとなります。
まとめ
最後までご覧いただきまして誠にありがとうございました。
GLBクラス 7人乗りSUVの魅力について徹底解剖させていただきました。
メルセデスベンツ専門店である弊社フォレストインターナショナルでは、状態のよい中古車を多数お取り扱いしています。
本編で登場してきたGLBクラスはもちろんですが、それぞれの先代モデルであるGLAクラスやGLCクラスも併せてご覧いただくことができます。
さらには、通算取り扱い台数10,000台の豊富な実績とノウハウで、ベンツ購入をサポートいたします。
ベンツの購入を検討されていて、気になることがございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
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