「中古車ベンツは故障しやすいって本当?」「どれくらい壊れやすいの?」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
特に購入を検討している方は、故障しやすいと聞くと不安ですよね。
結論から言うと、状態の良い車を選べば、故障の心配はそれほど必要ありません。
この記事では、中古車ベンツに興味があるけど故障が心配な方向けに、「ベンツが故障しやすいと言われる理由」や「故障しにくい車の選び方」について詳しく解説しました。
ぜひ最後までお読みください。
中古車ベンツが故障しやすいと言われる理由
なぜ中古車ベンツは故障しやすいと言われるのでしょうか。
おもな理由について解説します。
輸入車は壊れやすいという先入観
2024年9月、J.Dパワーが新車の不具合経験を測定する調査結果を発表しました。
調査の結果、ベンツはラグジュアリーブランド別ランキングで、レクサス、BMWに次いで3位に不具合が少ないブランドとしてランクインしています。
ラグジュアリーブランドの中では、ベンツは信頼性が高く故障しにくいブランドといえるでしょう。
しかし、ブランド総合ランキングでは、スズキやホンダといった日本ブランドが上位を占めています。
「ベンツは壊れやすい」と言われる理由は、「日本の車が非常に壊れにくい」からです。
ベンツ自体が壊れやすいわけではないのです。
出典:J.Dパワー 2024年日本自動車初期品質調査(IQS)
日本の走行環境に適していない
ベンツが故障しやすいと言われるもう一つの理由は、日本とドイツの走行環境の違いにあります。
ドイツの夏は涼しくて湿度が低いのに対し、日本の夏は高温多湿です。
また、ドイツではおもに高い速度で長距離を長時間走行しますが、日本では低い速度で短距離を短時間走行する場面が多い傾向があります。
ドイツでの走行を前提に設計されたベンツにとって、日本の走行環境は負荷が大きいといえます。
この環境の違いが原因で、故障に繋がる場合が考えられます。
しかし、これらの問題は乗り方の工夫で対策が可能です。
例えば、暑い日は運転する時間帯を調節すると、車への負担を軽減できます。
最新技術を搭載している
ベンツは、最先端の技術や装備を積極的に取り入れています。
最新技術は安全で便利ではあるものの、初期は不具合やトラブルが起こる場合があります。
新型の中古車を選ぶ際は、ある程度の年数が経過した車が狙い目です。
初期不良が修理されている場合が多く、トラブルを最小限に抑えられるでしょう。
定期メンテナンスと故障に対する誤解
ベンツは定期的な部品交換を前提として造られています。
定期的なメンテナンスによって車の状態を良好に保ち、長く乗り続けられる構造になっています。
ベンツは国産車よりも部品の交換頻度が高いため、「ベンツは故障しやすい」と誤解されるのでしょう。
中古車ベンツが故障したときにどうすればいい?
ここからは、ベンツが故障したときの対処法を紹介します。
的確な点検をしてもらう
点検項目や作業内容の詳細を、丁寧に説明してくれる整備工場を選びましょう。
また点検の際には、整備士に過去の整備記録を見てもらうことも大切です。
過去の整備履歴が分かるので、より的確な点検が受けられるでしょう。
ディーラーに丸投げしない
ディーラーは、専門的な知識を持っているので信頼性がありますよね。
しかしながら、ディーラーの修理費用はかなり高額なため注意が必要です。
ディーラーの修理では、純正部品を使用するので部品代が高くなってしまいます。
また工賃も高く設定されているため、修理費用の合計は民間整備工場のおよそ2倍になります。
またディーラーの特徴として、予防整備があります。
予防整備は故障を未然に防げるため魅力的かもしれません。
しかしながら、修理箇所に加えて予防整備費用が追加で発生します。
ディーラーに修理を依頼する場合は、点検前に整備内容と金額を確認しましょう。
修理をディーラーに限定せず、民間の整備工場も視野に入れることで、修理費用を大幅に抑えることができますよ。
専門知識のあるお店で修理する
ベンツの修理は、知識が豊富な店舗に依頼しましょう。
ベンツの構造は国産車と異なる部分が多く、一般の修理工場では修理が難しい場合があります。
ベンツに特化した店舗では、修理経験が豊富な整備士がメンテナンスを担当するため、満足のいく修理が受けられます。
またベンツ専門の店舗では、リビルト部品や中古部品を利用した修理が可能です。
リビルト部品や中古部品を使用すると、修理費を大幅にコストダウンできます。
予算に合わせて使う部品を相談できるので、修理費をディーラーよりも抑えられるのです。
専門知識を持つ店舗では、修理や点検や日常の困りごとにも、柔軟に相談に乗ってくれます。
困ったときに頼りになる専門店に出会えると、安心してベンツに乗り続けることができますね。
故障しにくい中古車ベンツを選ぶコツ
ここからは、故障しにくい中古車ベンツに出会うためのコツを紹介します。
ぜひ車選びの参考にしてみてください。
状態が良い車を選ぶ
車を購入するなら、状態の良い車に乗りたいですよね。
ネットで気になる車を見つけても、実物を見ると「傷や汚れが多くて、思っていたのと違った」といったことがあるかもしれません。
このようなトラブルを避けるには、鑑定書付きの認定中古車を選んでみてはいかがでしょうか。
鑑定書は、第三者機関が車両価値の評価をおこなった車に発行されるものです。
鑑定書を見れば、販売店と利害関係のない機関による公正な評価が確認できます。
認定中古車であれば、信頼性が高いといえます。
修復歴を確認する
中古車を選ぶ際には、修復歴を必ず確認しましょう。
修復歴のある車は注意が必要です。
修復歴のある車とは、「交通事故や災害によって、自動車の骨格部分の交換や修理をした車」のことです。
このような車は「修復歴車」として扱われます。
修復歴車の特徴は、相場より価格が安いことです。
一見お買い得に感じますが、修復歴のある車は避けた方が良いでしょう。
修理されて見た目が綺麗な状態になっていたとしても、一度骨格部分を修復した車は、安全性や耐久性に影響が残ります。
修復歴のある車に不具合が発生した場合、修理費用が高額になってしまう可能性があります。
気に入った車に修復歴がある場合は、安全性に問題がないかどうかなど、販売店に詳しく説明してもらいましょう。
出典:日本自動車査定協会 修復歴車の定義
信頼できるベンツ専門店で購入する
中古車ベンツは、信頼できるベンツ専門店で選びましょう。
購入後も安心できるサポートが受けられます。
ベンツ専門店では、豊富な車種が取り揃えられているので、選ぶ楽しさがあります。
品質が保証された中古車のみを扱っているので、故障リスクの低い車に出会えるでしょう。
専門店のスタッフは、ベンツに関する知識が豊富です。
ベンツの魅力だけではなく、弱点や故障しやすい部分についても教えてくれます。
適切なアドバイスや購入サポートが受けられます。
また、ベンツ専門店はアフターサービスも充実しています。
ベンツを知り尽くした整備士が、点検や修理をおこないます。
保証内容も充実しているので、ベンツの購入後も安心して乗り続けられますね。
まとめ
ベンツの中古車は、信頼できる専門店で購入すると、故障を心配せず安心して長く乗ることができます。
メルセデスベンツ専門店である弊社フォレストインターナショナルでは、状態のよい中古車を多数取り扱っております。
通算取り扱い台数10,000台の豊富な実績とノウハウで、ベンツ購入をサポートいたします。
ベンツの購入を検討されていて、気になることがございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
コメント