サラリーマンが無理なくベンツに乗る方法 維持費と車の選び方を解説

ベンツ知識

「サラリーマンでもベンツに乗れるの?」「自分の年収でベンツを管理できるか不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。

特に維持費については、どれくらいかかるのか分からず、不安に感じている方もいらっしゃるかと思います。

この記事では、中古車ベンツに興味がある方に向けて、必要な維持費や、購入時の注意点を詳しく解説しています。

具体的な維持費の金額が分かれば、無理なくベンツを所有するための予算設定ができます。

ぜひ最後までお読みください。

本記事では、イメージしやすさを重視して「サラリーマン」という言葉を使用していますが、性別や雇用形態については、先入観のない視点でお読みいただきますようお願いいたします。

サラリーマンは年収どれくらいでベンツに乗れる?

「年収がこれだけあればベンツに乗れる」とは、一概にはいえません。
車に使える金額は、ライフスタイルによって変わるからです。

たとえば、同じ年収400万円でも、独身と家族持ちでは状況が違います。
生活費や固定費、趣味や貯蓄など、優先したい項目も人によってさまざまです。

しかし、具体的な維持費の金額が分かれば、ほかの出費とのバランスを考えつつ、自分の年収でベンツを所有できるかどうか判断できます。

サラリーマンにとってベンツの維持費は高い?

無理なくベンツに乗れるかを知るために、維持費の具体的な金額を把握しましょう。

ベンツの維持費の内訳

まずは、車の維持費の内訳について説明します。

車の維持費の内訳は、おもに以下の10項目です。

車の維持費の内訳

・自動車税
・重量税
・車検代
・自賠責保険料
・任意保険料
・ガソリン代
・駐車場代
・洗車代
・高速代
・修理代

これらの費用の合計が、車に乗るうえで必要な維持費です。

ベンツCクラスの場合だと、年間の維持費は最低でも30万円かかります。
車両代をローンで月々2万円支払うと仮定すると、維持費は合計で54万円です。
ただし、ガソリン代や駐車場代などによって、費用は変動します。

追加でメンテナンス費用がかかることもありますが、状態のよい中古車であれば、大きな心配はありません。

維持費の合計を年収の約10%に抑えると、生活を圧迫せずに済むと考えられます。
生活費とのバランスも考慮し、無理なくベンツに乗るための参考にしてください。

維持費の計算方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

維持費を抑えるための工夫

ベンツの維持費を抑えるためには、まずは大きな費用から節約しましょう。
効果的な対策を3つ紹介します。

定期的にメンテナンスをおこなう

ベンツの維持費を抑えるには、車の状態を良好に保つことが大切です。

不具合を放っておくと、最終的に修理代が高額になってしまいます。
車を運転していて、少しでも異常を感じたら、早めにメンテナンスを受けましょう。

民間の整備工場では、安いときはディーラーの半額程度の金額で、メンテナンスを受けられる場合もあります。

車検業者を見直す

車検基本料金は業者によって異なります。
車検業者を見直すと、維持費を大幅に安くできる場合があります。

車検を受けるのにおすすめなのは、民間のベンツ専門店です。

ベンツ専門店では、修理の際にリビルト部品や中古部品を使用するため、部品代を抑えられます。
修理はベンツに詳しい整備士がおこなうので安心です。

維持費を抑えたい場合は、車検業者を見直しましょう。

保険を見直す

維持費を抑えるには、保険の見直しも重要です。

万が一の際に安心できる保険ですが、複数の保険に加入していると、保険料が高額になってしまいます。

保証範囲が被っていないか、本当に必要な保険かどうか、定期的に見直しましょう。

サラリーマンが中古ベンツを購入するデメリットとメリット

ここでは、中古車ベンツのデメリットとメリットを紹介します。

中古車ベンツのデメリット

中古ベンツの主なデメリットと、その対策を解説します。

修理費用が高い

ベンツの中古車は、修理費用が高い傾向があります。

ベンツに限らず、中古車は新車よりも故障リスクを抱えています。

それに加え、ベンツは国産車に比べて部品代も高いので、修理費用がかかります。

中古車を購入する際は、事前に修理代をある程度確保しておくと安心です。
状態のよい中古車を選ぶと、故障リスクを大幅に軽減できます。

状態の悪い車がある

中古車のなかには、状態の悪い車が存在します。

状態の悪い車は、故障した際の修理費用が高額になってしまいます。
中古車は見た目だけでなく、整備履歴など中身もしっかり確認しましょう。

購入後のトラブルを避けるには、鑑定書付きの中古車を選ぶと安心です。
第三者機関による公正な評価付きの中古車は、状態がよい車といえます。

中古車ベンツは、鑑定書付きの中古車を取り扱う販売店で購入しましょう。

ディーラーのアフターサービスが受けられない場合がある

中古車の中には、ディーラーによる修理や保証を利用できない車があります。

特に認定中古車以外の車は、社外部品を使用して修理されたものもあります。
純正部品以外の部品に対してはディーラーが責任を負えません。
そのため、ディーラーで修理を断られる場合があります。

一方でベンツ専門店では、ディーラーより安価で修理や保証を受けられます。

中古車ベンツのメリット

中古車ベンツのメリットについて紹介します。
中古車は手頃な価格でベンツの魅力を享受できるので、おすすめです。

安全性に優れている

ベンツの安全性の高さは、中古車でも十分実感できます。

ベンツは、故郷であるドイツの走行環境に合わせて設計されています。
ドイツの高速道路では、時速200kmで走行する場合もあるため、ベンツには「命を守るための充実した安全装置」が多く備わっています。

例えば、以下のような安全装備があります。

アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック&アクティブステアリングアシスト
ステアリングに手を添えているだけで、加減速、最適な車間距離の維持、車線をキープしてくれる機能。
ドライバーの疲労の軽減と、安全性の向上に貢献している。

PRE-SAFEインパルスサイド
側面衝突が不可避と判断すると、衝突側前席に内蔵されたエアチャンバーが瞬時に膨張する機能。
前席乗員をドアから遠ざけて、衝撃の軽減を図る。

アクティブレーンキーピングアシスト
時速約60km以上で走行しているときに、車線を越えたと判断するとステアリングを微振動させてドライバーに警告する機能。
ドライバーが反応しない場合は、ステアリング補正で車両を車線内に戻そうとする。

アクティブレーンチェンジングアシスト
時速約80km以上で走行しているときに、移動したい車線側にウインカーを点滅させるだけで、車両が車線変更できる機能。
高速道路で簡単に追い越しができる。

これらの先進安全装置により、事故のリスクを軽減できます。

安全機能については、こちらの記事で詳しく解説しています。

安価で入手できる

中古車ベンツの魅力は、新車に比べて大幅に安い価格で手に入ることです。

例えば、新車価格は1,500万円を超えるSクラスが、中古車では300万円台まで安くなることもあります。
中古車の場合、予算の範囲内でワンランク上の車種が購入できる場合もあります。

国産車を購入するような予算で、快適な乗り心地と高級感のある内装が手に入ります。

長く乗れる

ベンツの故郷ドイツでは、「車は長く乗るもの」と考えられています。

そのような背景もあり、ベンツは定期的なメンテナンスによって長く乗れるように設計されています。

メルセデス・ベンツ日本では、「オーナー表彰制度」があります。
ベンツに長年乗っているオーナーに、感謝と敬意を込めて表彰状が送られる制度です。

表彰制度には、走行距離表彰と保有期間表彰の2種類があります。
それぞれの表彰資格は、以下の表のとおりです。

表彰制度の名称表彰の条件
走行距離表彰走行距離10万km、20万km、30万km、50万km、100万km以上
保有期間表彰保有期間10年、20年、30年以上

オフィシャルサイトの表彰レポートを見ると、ベンツに長く乗り続けている人がとても多いことが分かります。

このようなことからも、ベンツは長く乗れる車だといえます。

出典:メルセデス・ベンツ日本 オフィシャルサイト 2024年オーナー表彰レポート

サラリーマンが中古車ベンツの購入の際に注意するポイントは?

ここでは、中古車ベンツを購入する際に気をつけるべき点を紹介します。

状態のよい車を選ぶ

中古車ベンツを購入する際には、状態のよい車を選びましょう。
状態のよい車を選べば、購入後の故障リスクを抑えられます。

以下の項目を満たす車には、状態のよいものが多い傾向にあります。

状態のよい車の例

・鑑定書付きの認定中古車
・修復歴がない(事故歴がない)
・ワンオーナー車(過去の所有者が1人だけの車)
・年式が新しい
・走行距離が少ない
・タイヤの溝がある
・整備履歴が分かる
・車検の残期間がある

メンテナンスが行き届いた車を選ぶと、結果的に維持費の節約につながります。

状態のよい中古車ベンツの見つけ方は、以下の記事でも詳しく解説しています。

信頼できる専門店で購入する

ベンツを中古で購入する際は、信頼できる販売店で購入しましょう。
販売店の中でも、ベンツ専門店での購入をおすすめします。

専門店はベンツに関する知識が豊富です。
車の購入後も、修理や保証など安心のサポートが受けられます。

専門店では、修理の際に中古部品やリビルト部品を使えます。
純正部品のみ使用のディーラーに比べて、修理費を大幅に節約できます。

知識が豊富な店舗で車を購入すれば、結果的に維持費の削減に繋がります。
ベンツを中古で購入する際は、信頼できる専門店で購入しましょう。

保証を必ずつける

ベンツを中古で購入する際は、必ず保証をつけましょう。

中古車は新車よりも故障のリスクが高い傾向があります。
保証がない車は、故障したときに高額な修理費を払わなければいけません。

ベンツの中古車を購入する場合は、保証が充実している販売店で選びましょう。
安心できる保証の条件は、おもに以下の5つです。

安心できる保証の条件

・保証期間が最低でも6か月以上ある
・延長保証がつけられる
・故障しやすい箇所が保証されている
・保証内容についての資料が準備されている
・商談時に保証についての説明がある

充実した保証に入っておくと、万が一の場合でも心強いサポートを受けられるので安心です。

まとめ

中古車ベンツに必要な維持費や、購入時の注意点について詳しく解説しました。

「サラリーマンでもベンツに乗れるの?」と不安に感じている方は、具体的な維持費や購入のポイントを把握して、安心してベンツを所有するための一歩を踏み出しましょう。

メルセデスベンツ専門店である弊社フォレストインターナショナルでは、状態のよい中古車を多数取り扱っております。

ベンツの購入を検討されていて、気になることがございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました