メルセデス・ベンツのセーフティ機能とは
常に最先端の安全性能を実現し、自動車業界全体の安全性向上に大きく貢献をしてきたメルセデスベンツ。
もっとも重視してきたことは「人の命よりも大切なものは無い」という思想です。
一見、メルセデス・ベンツ=高級車 のようなイメージが先行しがちですが、
何よりも尊い人間の命を、何よりも優先して守るといったことを、
どのメーカーよりも先行して高いクオリティで実践していたのが、メルセデス・ベンツです。
今回は、そんなメルセデス・ベンツのW204 Cクラスを購入する際に、
どのような安全装備が搭載されているのかを確認していきましょう。
現行型と同じ装備でも、年式による仕様の違いが存在したりします。
購入を検討されている方や、既にお乗りのオーナー様にご参考になれば幸いです。
レーダーセーフティパッケージとは
世界で初めてメルセデス・ベンツが実用化した、ミリ波レーダーによる安全運転支援システムが、レーダーセーフティパッケージとなります。
日本国内で実用化されたのは、2011年頃からとなり、現在でも必須のパッケージオプションとなっております。
W204 Cクラスには、2013年モデルからレーダーセーフティパッケージの設定が始まり、価格はおよそ20万円ほどとなります。
レーダーセーフティパッケージが装着されていることで、事故の88.5%を未然に防ぐことができると言われております。
さらには、運転支援機能も備わっておりますので、疲労軽減効果も期待することができます。
ひとつひとつ、装備の解説をしていきましょう。
アクティブブラインドスポットアシスト
車線変更の際に、斜め後方の見えにくい場所にクルマやバイクがいることを知らせるインジケーターです。
リアバンパーに埋め込まれたレーダーユニットにより、斜め後方をモニタリング。
そこにクルマがいる場合は、ドラミラーのインジケーターが点灯し注意喚起をします。
それに気づかずに、ウインカーを作動させると警告音を発しながらインジケーターが点滅。
さらに、側面衝突の危機を検知すると、コースを修正するためにブレーキの自動制御にて危機回避をサポートします。
誰もが一度は、車線変更時にヒヤッとしたことありますよね。
アクティブブラインドスポットアシストが装着されていることにより、車線変更時のストレスがほとんどなくなります。
安全&疲労軽減に大きく役立つことは間違いなしです。
ディストロニックプラス
最適な車間距離を自動でキープ。安全性を高め、ドライバーの疲労を軽減する機能です。
フロントグリル内のレーダーセンサーより、先行車を認識し、速度に応じて車間距離を適切にキープします。
減速が必要な場合は、アクセル・ブレーキを自動制御して減速をします。
先行車が停止した場合は、自車が停止するまで自動で減速。
再発進時には、レバー操作かアクセルを軽く踏み込み、再スタート。
渋滞時にも大きく役立ち、快適な長距離ドライブがお楽しみいただけます。
ここで、レーダーセーフティパッケージが装着されているかどうかを、一目で見分けるポイントをご紹介します。
この画像のように、フロントグリル内のスリーポインテッドスターエンブレムが、平面のアクリルプレート状になっているものは、ディストロニックプラスが搭載されているため、レーダーセーフティパッケージが搭載車両となります。
他にも、レーダーセーフティパッケージが搭載されているクルマは、リアガラスにこのようにステッカーが貼ってあります。
しかし、中古車なので、前のオーナーが剥がしていたり、古くなって取れていることもあるため、あくまで参考となります。
基本的にはフロントグリルで見分けるようにしてみてください。
アクティブレーンキーピングアシスト
ドライバーの疲労や、不注意などによる走行車線の逸脱を防止するための機能です。
60km/h以上で走行しているときに、クルマが車線から外れていることをカメラが検知すると、ステアリングが微振動し、ドライバーに警告。
さらに、実線の車線マークを越えた場合は、ブレーキを自動制御し、車線内に戻すサポートをします。
BASプラス(ブレーキアシストプラス)&PRE-SAFEブレーキ
もしものとき、衝突の直前まで、クルマが自動で緊急ブレーキをかけ、ドライバーを守る機能です。
高速道路で急に渋滞の最後尾が現れたときなど、衝突の危険性をレーダーが感知すると、ディスプレイと音で警告。ドライバーがブレーキを踏むと、BASプラスが衝突を回避するための制動力を発揮できるようブレーキ圧を高めます。
警告にドライバーが反応しない場合、PRE-SAFEブレーキが軽いブレーキングで警告。
それでも反応しない場合は、衝突不可避と判断し、自動緊急ブレーキにより最大限のブレーキ力を発揮し、衝突の被害を極限まで軽減します。
チャイルドセーフティシートセンサー
センサー対応の純正チャイルドセーフティシートを装着した場合、
助手席のエアバッグ機能を自動的に解除します。
現行のレーダーセーフティパッケージとの違い
2011年に登場したレーダーセーフティパッケージも現代まで進化し続けています。
その中で、現代のものとの違いを比較していきます。
※各装備の名称もそれに伴い変化しています。W204搭載時の名称で記載しています。
W204搭載 | 現行 | |
---|---|---|
ディストロニック | 再発進はレバーかアクセル操作 | 自動再発進 |
BAS | クルマや壁に反応 | 歩行者・動物の飛び出しも検知 |
PRE-SAFE | 自車衝突時に起動 | 後方衝突軽減も搭載 |
ブラインドスポットアシスト | 降車時警告機能付 |
現行のレーダーセーフティパッケージの方がより充実した警告システムが搭載されています。
ただ、初期のものであっても、レーダーセーフティパッケージのある無しで、安全性の担保や疲労軽減には大きく貢献します。
少しでも気になっている方は、搭載車を購入してみてはいかがでしょうか。
W204に搭載の安全装備
「安全装備=レーダーセーフティパッケージのみ」といったわけではなく、
メルセデス・ベンツにはそもそもの設計から安全を意識した造りとなっております。
メルセデス・ベンツはポリシーとして、時代の最高技術を反映させて「安全で高品質」なクルマを造ることを心掛けています。
一見、見落としがちですが、そんなメルセデス・ベンツのこだわりの部分をご紹介していきます。
インテリジェントライトシステム
走行状況や、天候に対応する4つの機能を備えた大変賢いヘッドライトシステムです。
具体的には、ステアリングを回すとその方向にライトが傾いたり、回した方向にコーナリングライトが点灯し視認性を向上したり、進行方向をピンポイントで強めに照射したりと、とても便利な至れり尽くせりの機能になります。
アダプティブハイビームアシスト
ハイビームの切り替え、いちいち面倒ですよね。
対向車が来た際、先行車が近くにいる際、毎度レバーで切り替えるの手間ではありませんか?
そんな不便さを解決するのがこちらのアダプティブハイビームアシストです。
フロントガラス上部にカメラが搭載されており、
すべてオートで行ってくれるため、運転中の余計な考え事が減ります。
この機能自体をオフにすることもできます。
パークトロニック(パークキングガイダンス機能付)
フロントとリアバンパーに埋め込まれた超音波センサーとなります。
これにより、クルマと障害物との距離を計測し、インジケーターの点灯と警告音でドライバーに注意喚起します。
狭い場所での取り回しや駐車でも安心なサポート機能になります。
アダプティブブレーキ(ホールド機能&ヒルスタートアシスト)
アダプティブブレーキは、ふたつの機能を搭載したブレーキシステムとなります。
アテンションアシスト
疲労や眠気による運転ミスを未然に防止する機能です。
長時間単調な運転を行っている際には、ステアリングや各種スイッチ類の操作が減少してくるかと思います。
そういった、複合的な要素からドライバーの状態を測定し、疲労や注意力が低下した兆候が見られた際に、音とメッセージで休憩を促す機能です。
まとめ
メルセデス・ベンツの自慢の安全装備をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
実は、こちらでご紹介しきれていない安全装備も、まだまだ沢山あります。
メルセデス・ベンツは、安全・高品質が魅力のメーカーとなります。
実際に、所有して毎日乗っていると気づくような、些細な気遣いがあったりもします。
そういった、スペシャリティなクルマのオーナーになることにより、上質な日々を是非とも味わってください。
こちらでご紹介したW204型 Cクラスになると、100万円程度のご予算で購入をすることが可能です。
コストパフォーマンスに大変優れた現在でも十分通用する人気のモデルとなります。
W204型 Cクラスをご検討の方は、是非とも当社の在庫も一度ご覧くださいませ。
また、現在W204 Cクラスのオーナーの方で、
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