さて、連日ベンツ SSD化についてのお問い合わせが鳴り止まりません。
おかげさまで大好評の当店の看板商品になっています。
「そもそもSSD化ってなに?」
「SSD化のメリットやリスクは!?」
という疑問にもしっかりとお答えしていきたいと思います。
今回はベンツのナビSSD化について完全解説をした記事を書きました。
「SSD化って何ぞや」という部分から実際の作業の予約までこのページで完結します。
ベンツのナビSSD化に関しては、この記事さえ見ていただければ大丈夫です!
是非最後までご覧になっていってください。
また、つい先日の出来事ですが、
『SSD化をご用命いただいたお客様がご入庫前にナビが故障してしまった』
ケースがございました。
そうならない内にお早めに作業のご予約をお待ちしております。
ベンツのナビSSD化とは?

まず、ベンツにはCOMANDシステムというナビシステムが搭載されております。
いわゆるナビの記憶媒体として使用されているHDD(ハードディスク)となります。

その記憶媒体となるHDDを、SSDに換装するといった作業になります。
そもそも、HDDとSSDの違いがわからない!といった方もいらっしゃると思いますので、
まず簡単な比較の表を作成してみました。
SSDとHDDの特徴

単純に比較するとこのようになります。
最高読込速度で比較をすると
HDDが120-210 MB/s
SSDが3500-5000 MB/s
と約30倍ほどSSDの方が読み込みが速いようです。
また、寿命に関してはHDDが5~10年、
SSDも10年程度と言われており大差は無い気がします。
が、しかし!
HDDは回転ディスクにデータを書き込んでいるため『衝撃や振動に弱い』といった弱点があります。
そのため、
- 高温多湿
- 振動が多い
のような車内環境というのはHDDには劣悪極まりなく、良くありません。
一方、SSDはフラッシュメモリ技術で電子的にデータを保存し、
動く部品が一切なく起動時間の短縮や高寿命化に繋がるといったメリットがあります。
また、コスト面ではSSDのほうが高価な傾向にはありますが、
近年では技術も進歩した影響で、SSDのコストがグッと抑えられており、
そのため、SSD換装もかなりお手頃な価格で施工できるようになりました!
ベンツのナビをSSD化しないとヤバい理由

そもそも『なぜベンツのナビをSSD化しなければいけないのか』
について解説していきます。
結論、このHDDが故障する恐れがあるからです。
まず故障してしまうと、COMANDシステム内のHDDに格納されていた地図データや、
その他車両の大切なデータは壊れ、ナビが起動しなくなってしまいます。
そのようになってしまうと、我々のような専門店でもお手上げです。。。
ディーラーに持ち込み、新品のHDDに再びデータを入れ込んでもらう必要があります。
いわゆるナビ故障です。その際にかかる費用としては70万円程度にもおよびます。

もし、こうなってしまうとHDDのデータをSSDに換装することはできません。
HDDの内部に格納されていたデータがクラッシュし移行できないため、
このSSD化はナビが無事である「今」施工する必要があるのです。
故障した状態でお問い合わせいただくことも多いです。
※その場合はSSD化の施工はできません
さらに!!
SSD化をする大きなメリットがあります。
SSD化のメリット
まず、装着されていたHDDのデータをコピーしSSD換装をするため、
万が一、換装後のSSDが故障してしまった際に、
元のHDDからデータを再びSSDに換装し使用することができます。
※HDDが保管中に故障してしまった場合にはこのやり方はできません。
しかし、当店ではこれに対応したプランがあります
そのため、故障のリスクを大きく抑えると同時に、
バックアップを取り保険を作ることもできるのです。
また、あともうひとつ!
さきほども触れた通りSSDは読み込み速度がとても速いです。
そのため、SSD化している車両はナビの読み込みや操作の速度が爆速になります。
SSD化が終わって初めてエンジンをかけたときのナビの起動スピードや、
また、ナビの縮尺を変えたときのスピードにはかなりビックリしました。。。
W205やW213のHDDナビはSSD化が必須!?

こんな疑問を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「どのベンツのナビも壊れるの・・・??」
それは、結論としてはわかりません!!
というのも、このような故障はある日突然起きるからです。
去年までは見たことなかった故障が、今年に入り多発したといったことはくあります。
そのため、要注意車種や対応車種は順次更新していきたいと思います。
現在対応していない車種でも順次対応していく予定です。
ここに無い車種でもお気軽にご相談ください。
長くなりましたが、W205 CクラスやW213 EクラスにSSD化は必須です。
とくに、W205 Cクラスは、NTG5.0、5.5というバージョンなのですが、
このナビは非常に故障の経験が多く、最もSSD化をしたほうがよい車種となります。
ベンツのHDDナビをSSD化できる対象車種

当店でSSD化の作業に対応しているCOMANDのバージョンは
NTG5.0、5.1、5.2、5.5
NTG6.0
を搭載している車種になります。
「それってどの車種やねん!!」
という気持ちわかります。。。
また、施工料金もVer.によって異なるため、まずはお気軽にお問い合わせください。

ベンツナビSSD化にかかる費用

ベンツナビSSD化の作業をするにあたって、当店では2プランご用意をしております。
スタンダードプランとセーフティプランです。
まず、かんたんに違いをまとめてみました。

そもそも、スタンダードプランでも安心なのですが、
セーフティプランになるとSSDのスペアをもうひとつお作りしてお渡しを行います。
また、SSD化をすることで、もともと装着していたHDDがスペアとして残ります。
万が一SSDが故障した際にそのHDDからデータを吸い出し、
新たなSSDに換装することで高額な出費を防ぐといったことができます。
しかし!!
万が一の際、保管していたHDDもしばらく放置されており、
そのHDDが故障していたときは絶望ですよね、、、


また、セーフティプランの場合、
SSD換装×2回のためスタンダードプランの2倍の費用が必要になるのですが、
現在はキャンペーン価格にてご提示させていただいております。
また、当店で換装するSSDは国産メーカーの物を使用しているため安心です!
車種によって金額が異なるため、詳細は下記のフォームからお問い合わせください。

ベンツナビSSD化のまとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。
SSD化の作業について、ここまで詳しく解説している記事はまず無いと思います。
・いまメルセデスベンツの購入を検討している方
・すでにメルセデスベンツオーナーの方
・車検のタイミングでせっかくだから作業を検討している方
そんな皆さまの参考になれば幸いです。
当店はコンパクトタイプのメルセデスベンツに特化し販売をしている
関東最大級のメルセデスベンツ専門店になります。
こちらのSSD化以外にも車種毎に対策をしたほうがよい部位を把握しているので、
そういったノウハウを基に『故障のしづらいメルセデスベンツ』を販売しております。
これを機に当店でSSD化や車検などもご用命いただければと思います。
