【写真多数!】ベンツ 現行 Bクラス W247 サイズ感をシーン別に徹底解説

ベンツ比較

「ベンツ Bクラスってあんまり実物を見たことがない・・・」「運転が苦手だけどベンツ Bクラスは運転できるかな」「ファミリーカーとして使いたいけど少し狭いかな?」

と、ベンツ Bクラスに対して疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事ではベンツ Bクラス W247型のサイズ感について徹底解説しております

最後までこの記事をご覧いただくことで、駐車や運転の取り回し、室内空間についてイメージを沸かせていただくことができるかと思います。

最後には兄弟車であるベンツ Aクラスとのサイズ比較もしております。

是非とも最後までご覧いただけますと幸いです。

ベンツ Bクラス W247とは?

ベンツ Bクラス W247とは、メルセデス・ベンツ 3代目Bクラスのことを指します。

W247は2019年6月から現在(2024年11月)まで販売されている現行型のBクラスとなります。

先代モデルのW246から高級感と走行性能がグッと上昇しており、非常に人気のモデルとなっております。

現在(2024年11月)はW247 後期モデルが販売されており、このモデルを最後にBクラスは生産が終了すると噂されております。

そのため、将来的には台数がどんどん少なくなりプレミア価格になるかも!?と期待の呼び声も高いことも魅力のひとつです。

前期・後期モデルは下記の通りとなります。

モデル生産時期
前期2019年6月~2023年1月
後期2023年2月~

ベンツ Bクラス W247のサイズ

さっそく、ベンツ Bクラス W247のカタログサイズを見てみましょう。

ここではB180のグレードを基に大きさを紹介します。

前期・後期の大きさはそれぞれ下記の表のとおりとなります。

項目前期後期
全長4,419mm4,425mm
全幅1,796mm1,795mm
全高1,562mm1,565mm
ホイールベース2,729mm2,730mm
トレッド(前)1,570mm1,570mm
トレッド(後)1,560mm1,560mm
最低地上高120mm130mm
トランクスペース455~1,540リットル455~1,540リットル
タイヤサイズ(前/後)205/55R17/205/55R17205/55R17/205/55R17
最小回転半径5.05.0

※グレードによって数センチ程度の差がございます

前期・後期型を比較してみても大きなサイズ差はありませんでした。

つぎの項目で実際に写真を見ながらW247 Bクラスのサイズ感について詳しく解説していきます。

ベンツ Bクラス W247に乗ったときのサイズ感

ここでは、写真付きでベンツ Bクラス W247 B180に実際に乗る際のサイズ感を解説します。

小回り

W247 Bクラスのメリットは、何といっても「小回りが利く」ことです。

車の小回りのよさを判断する数値に、最小回転半径があります。
最小回転半径とは、ハンドルを左右どちらかに全切りして回ったときに、一番外側のタイヤの中心が描く円の半径のことです。
最小回転半径が小さいほど、曲がりやすく駐車しやすい、小回りが利く車といえます。

最小回転半径が5.5m以上になると、細い道や入り組んだ道では小回りが利かず、不便に感じる場面が増えます。

W247 Bクラスの最小回転半径は、前期・後期型共に5.0mです。

参照元:グーカタログ https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/AQUA/10152922/

トヨタを代表するコンパクトカーのアクアの最小回転半径は5.3m

アクアの全長×全幅が4,050×1,695mmと

なんとW247 Bクラスの方が375mmも全長が長いにもかかわらず、小回りが利くとの結果となりました。

駐車場とのサイズ感

W247 Bクラスを駐車場に駐車した場合、どのようなサイズ感になるでしょうか。
以下に、都心部の一般的な機械式駐車場のサイズと、W247 Bクラスとのサイズ比較表を作成しました。

項目機械式駐車場のサイズ制限W247 Bクラス前期W247 Bクラス後期
車長5,050mm以下4,419mm4,425mm
車幅1,850mm以下1,796mm1,795mm
車高1,550mm以下1,565mm1,562mm

※ベンツBクラス W247 B180の場合
※機械式駐車場のサイズ制限は、場所によって異なります

W247 Bクラスは、機械式駐車場の高さ制限に注意する必要があることが分かります。

W247 Bクラスが決して背の高い車なわけではないのですが、マンションの機械式駐車場では上記のような高さ制限を設けていることもあり、その場合は駐車できない場合もあります。

ただ、上記のサイズはあくまで平均的な目安になります。

また、実際の1,550mm制限を超過しているとはいえ15mm程度の話なので、管理会社次第では駐車の許可を頂けることもおおいにあり得ると思います。

機械式駐車場で実際に購入を検討している方は事前に管理会社に確認をすることをおすすめ致します。

一般的な平置き駐車場に停める場合は、全幅も1,800mm未満のため余裕を持って駐車できるでしょう。

トランクのサイズ感

お次は車内のサイズ感について詳しくみてきましょう。

W247 Bクラスのラゲッジスペースのサイズ感について紹介いたします。

前期・後期型ともに455~1,540リットルとなっており、ふたまわり以上大きなCクラスステーションワゴンのラゲッジスペースが460~1,480リットルとなりますので、ほぼほぼ同じ積載量があることがわかります。

奥行や高さも確保されているため、ベビーカーや中型犬程度のクレートも積載可能です。

スーツケースやボストンバッグも楽に積み込めるため、2泊3日程度のファミリー旅行もこれ一台で難なくこなすことができるでしょう。

シートの肩部分にあるレバーを引くと後席を倒すことができます。

40:20:40の可倒式シートになるため、シートアレンジに自由性があります

このように中央のみ倒すと、4人乗車したうえで長い荷物も積載可能です。

シートは軽く、女性でも一人でアレンジが可能です。

先代型のW246 Bクラスでは電動のリアゲートの設定がありませんでしたが、W247 Bクラスからは電動のリアゲートの設定がございます。

さらにはフットトランクオープナーもあるため、リアバンパーに足を近づけるだけでテールゲートを開閉できます

床下収納部にはあまりスペースがありませんので、小物系のみの収納になるかと思います。

その代わりにサイド部にはくぼみがあり、こちらは上手く活用していただければ長い荷物も積めそうです。

後席を倒した際には、少し角度や段差が生じてしまいますが、そこまで積載に支障はないと思います。

車内のサイズ感

おつぎに居住空間についてのご紹介を致します。

運転席

W247 Bクラスの運転席と助手席は、シートポジションが自由に調整できます。
シートポジションは記憶できるので、運転手を交代した場合でも、すぐに自分の位置に戻せて非常に便利です。

シートポジションは、ドアの側面にあるスイッチで調節します。

シートポジションを一番低く設定して、乗車した場合のサイズ感を見ていきましょう。

Bクラスは天井が高く設計されているため随分と広々としたドライビングポジションを作れます。

身長170cmの男性が乗った際には、天井に拳2個以上もの余裕がありました

天井高が高いため、ふたまわり大きなボディサイズのCクラスと比較しても、ゆったりと乗ることができます。

運転席からの見晴らしはどうでしょうか。
さきほどのポジションから、運転席からどう見えるか、ご覧ください。

Bクラスは天井が高いだけでなく、座面も高く設計がされているため目線も高く、視界も広く保つことができます。

Bクラスのフロントガラスは、大きくて見晴らしは良好です。また、フロントガラスの角度も立ち気味のため、よりひらけた視界の確保に成功しております。

また、フロントピラーは太すぎず角度も寝かせてあるため視界を邪魔しません。

後部座席

おつぎは後部座席に座った場合のサイズ感をご紹介いたします。

さきほどの身長170cmの男性のシートポジションでそのまま後席に同じ男性が座ってみました。

運転席の座面が高い影響もあり後席に座った際の足元には余裕を感じます。

これだけゆとりがあれば、後席にお子様&お母さんのような乗車の場合にも、体をひねったりしながらお世話をするような空間の余裕がありますね。

前席と同様、頭と天井の間は拳2個以上の空間が確保されています

そのため、後席でも窮屈感は一切感じず、むしろとても広い印象を受けます。

これだけゆったりと後席に座ることができれば、兄弟車のAクラスとは違いファミリーカーとしても充分にご活用できるのではないでしょうか。

後部座席からの見晴らしも確認してみましょう。

運転席と助手席の空間からの見晴らしは、広々としていて良好です。
後部座席に座る人も、充分景色が楽しめます。

左右の窓からの見晴らしもいいので、後部座席でも窮屈さを感じません。

このように、後席には収納式のアームレストやドリンクホルダー、スマホ充電にも活用いただけるUSBタイプCも2つ装備されており、長距離ドライブも快適にお楽しみいただけます。

W247 Bクラスのサイズ感を、写真とともに紹介しました。

ぜひ一度W247 Bクラスに試乗し、写真では伝わりきれない運転しやすさと快適さを体感してみてください。

ベンツBクラスとAクラスのサイズ比較

最後に、兄弟車であるベンツ Aクラスの同世代W177型との比較をしていきましょう。

参照元:グーネット https://www.goo-net.com/catalog/MERCEDES_BENZ/ACLASS/10120802/

W247 BクラスとW177 Aクラスのサイズ比較

項目W247 B180 前期型W177 A180 前期型
全長4,419mm4,419mm
全幅1,796mm1,796mm
全高1,562mm1,423mm
ホイールベース2,729mm2,729mm
トレッド(前)1,570mm1,570mm
トレッド(後)1,560mm1,555mm
最低地上高120mm130mm
トランクスペース455~1,540リットル370~1,210リットル
タイヤサイズ(前/後)205/55R17/205/55R17205/60R16/205/60R16
最小回転半径5.05.0

※車両は2019年式W247 B180と2018年式 W177 A180ともに初期モデルにて比較しています

現行型になり、全長・全幅が同サイズになり、全高のみが違うといったサイズ感になりました。

先代型のW176 Aクラスの全長が4,290mmとなり、129mmもサイズアップしております。

そのことから、AクラスとBクラスのサイズ差が現行モデルになり縮まったと言えるでしょう。

大きく異なるのはトランクスペースです。実際に見比べるとBクラスは使い勝手が良さそうな印象を受けますが、Aクラスは最低限の積載といったイメージでしょうか。

実際の使用用途を確認し、2車種を見比べたうえで車種決定をしたいですね。

まとめ

W247 Bクラスのサイズ感を、写真付きで詳しく紹介しました。

W247 Bクラスは小回りが利くので、日本の道や駐車場でも扱いやすい車です。
車内はゆとりがあり、トランク容量も多いため、長距離ドライブや旅行でも快適に過ごせます。

ぜひ一度W247 Bクラスに試乗して、写真だけでは分からない「運転のしやすさ」を実感してみてください。

メルセデスベンツ専門店である弊社フォレストインターナショナルでは、状態のよい中古車を多数お取り扱いしています。

本編で登場してきたW247 BクラスとW177 Aクラスはもちろんですが、それぞれの先代モデルであるW246 BクラスやW176 Aクラスも併せてご覧いただくことができます。

さらには、通算取り扱い台数10,000台の豊富な実績とノウハウで、ベンツ購入をサポートいたします。

ベンツの購入を検討されていて、気になることがございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

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