
メルセデスオーナーにとって「AMG仕様」という単語は昔から馴染みがあるでしょう。
標準グレードのベンツをAMG仕様にカスタムしていくことが今も昔もカッコ良さの象徴でもありました。
いざAMG仕様にしようとすると、AMGのエアロを巻いたり、AMGのホイールを履いたり、マフラー交換をし、専用のエンブレムに貼り替えをしたりと複数箇所を作業するため金額面でのハードルも高かったのです。
それが、数年前から「パナメリカーナグリル」に交換をするだけで、手軽にAMG仕様にするカスタムが一世を風靡しております。
今回はそんなパナメリカーナグリルについて施工実績が豊富な専門店が徹底解説していきます。
最後までご覧いただけますと幸いです。
パナメリカーナグリルとは
上記でも触れた通り、パナメリカーナグリルはAMGで純正採用されているデザインのグリルのことです。
パナメリカーナグリルはこのような縦縞模様のようなデザインが特徴的です。


このようにグリルを交換するだけで車の雰囲気をガラッと変更することができます。
写真の車のようにAMGラインのグレードの車であれば、すでにAMG仕様の外観になっているため、
そこにパナメリカーナグリルを装着することで、違和感なく『AMG仕様感』を高めることができます。

現行メルセデスAMG『S63 Eパフォーマンス』でももちろん採用されているパナメリカーナグリル。
存在感・迫力があって最高にカッコ良いです!まだまだしばらくパナメリカーナグリルは現役のデザインですね。
パナメリカーナグリル交換するとダサい!?
パナメリカーナグリルに交換していると「AMG風」や「偽AMG」と見なされる意見も中にはあるようです。ここは賛否両論ある部分かと思います。
しかし、ここは専門店として明確な見解を持っているので回答させていただきます。
それは『大アリ』です!!
理由としては以下が挙げられます。
- AMGラインが主流化している
- パーツの品質が向上している
といった理由が挙げられます。
「AMGラインが主流化している」といった点に関しては、上記でも触れた通りです。
元々外観のほとんどがAMG仕様になっている車に対して、追加でカスタムをするためあまり違和感なくインストールすることができます。
「パーツの品質が向上している」という点ですが、これは社外パーツを使う前提のお話となりますが、10年近く前のこういった社外グリルパーツの品質はあまり褒められたものではありませんでした。
そのため、取付をすることで『純正じゃない感』や『偽物感』がどうしても漂ってしまいました。

現在はパーツの品質が向上して、純正のパナメリカーナグリルと比べても大きな違いが分かりづらくなりました。

参照元:web CG https://www.webcg.net/articles/-/45425
パナメリカーナグリル種類について
パナメリカーナグリルには複数種類があります。同じように見えても少しカラーや形状に違いがあるので、ここで確認をしていきましょう。

クローム×アーチタイプ×AMGエンブレム付き
ベースカラーブラックにクロームでストライプが入ったデザインとなります。
さらにはCLS等で採用されている、前方に湾曲したシャーク調のデザインの形状となります。
そして、正面右下にAMGのエンブレムが装着されたタイプとなります。

ブラック×ストレートタイプ×AMGエンブレム付き
ベースカラーブラックにさらにブラックでストライプが入ったデザインとなります。そのため、ブラックの1カラーとなります。
上記のアーチタイプとは異なり、上から下までストンと真っすぐストライプが下りている形状です。
こちらもAMGエンブレム付きですが、無しのモデルもございます。
ここではわかりやすく2枚のサンプルを用いて、それぞれのパターンをご紹介しました。
クローム×ストレートタイプ×AMGエンブレム無し
のようにここには無い組み合わせももちろん存在はします。
ですが、実際には車種ごとに設定の無い組み合わせがあります。さらには、車種によって1種類しか選択肢がないケースもあります。
最後に注意点ですが、世の中的には存在するケースでも我々のような専門店では取り扱いが無い場合もあります。
それは、部品の品質の問題で「色剥げが激しい」や「フィッティングが悪く車体の加工が必要」といったケースもあり、あれもこれも取付をするわけではなく、良品のみを取り扱うと必然的に選択肢が絞られてしまうのです。
そのため、ご自身の検討している車種ではどのような選択肢があるのかはチェックしておく必要があります。
パナメリカーナグリル交換費用について
パナメリカーナグリルの交換費用についてですが、
当社では作業代金込み¥77,000~(税込)で承っております。
※車種やタイプ、AMGエンブレム有無により金額変わります。お問い合わせください。
グリル交換にしては高額だと思われるケースもございます。
しかし、今までの車のようにボンネットを開けたらすぐに交換ができるようなタイプではなく、
バンパーの脱着も必要になっているため、作業が非常に大変なんです。。。
実際の作業風景ですが、この作業で半日くらい時間がかかっています。

車に傷をつけないようにしっかりと養生をしたり

エンブレムの移植や、グリル裏にある大事なレーダーユニットも移植をします。
※ちょっとでもズレてしまうと自動ブレーキ機能が正確に作動しません。

障害物センサーもしっかりと断線が無いように丁寧に取り外していきます。
このような作業をDIYで実施しようと思うと破損や、安全装備の誤作動のリスクにも繋がるためあまりオススメはできません。
当社であれば、約半日のお預かりで作業が実施できるので、お気軽にお問い合わせください。

同時に推奨の作業としてHDDナビのSSD化もございます。
超注目度が高く予約困難の作業のため、こちらも併せてご覧ください。
ヤナセでも交換出来る!?
こういった社外パーツへのカスタムは基本推奨していないため、
ヤナセでのパナメリカーナグリル交換は、受け付けてもらえないかと思います。
受け付けてもらえるとしたら、おそらく純正部品での作業になるかと思われます。
純正ですと部品だけで十数万円のコストがかかり、見た目的にもプロが見ても気づかないような違いのため、結論としてはあまりオススメはできません。
まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。
現在ご用命がもっとも多いパナメリカーナグリル交換について徹底解説させていただきました。
・いまメルセデスベンツの購入を検討している方
・すでにメルセデスベンツオーナーの方
・車検のタイミングでせっかくだから作業を検討している方
そんな皆さまの参考になれば幸いです。
当店はA、B、Cクラスのようなコンパクトタイプのメルセデスベンツに特化し販売をしている
関東最大級のメルセデスベンツ専門店になります。
それ以外にも車種毎に対策をしたほうがよい部位を把握しているので、
そういったノウハウを基に『故障のしづらいメルセデスベンツ』を販売しております。
他店様で購入されたお車でも、これを機に当店でパナメリカーナグリル交換、SSD化や車検などもご用命いただければと思います。

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