エンジン警告灯 ベンツ ヤバい原因や修理費について5選

ベンツ知識

みなさん、ベンツのエンジン警告灯が点灯して焦ったことはありませんか?

このオレンジ色した蛇口のようなランプです。

こちらは、エンジン警告灯となり、通称「エンジンチェックランプ」とも言われます。

エンジン警告灯

≪エンジン≫の警告灯と聞くとドキッとしますよね。

今回はエンジン警告灯に特化して解説していきます。

他にも多種の警告灯について解説した記事もあるため、

よろしければそちらもご覧ください。

本当にヤバいナビ故障についてはこちら、、、

ベンツのエンジン警告灯とは

まずは、エンジン警告灯そのものが何なのかを確認していきましょう。

エンジンまたはトランスミッションシステムなどに異常があると点灯します。点灯する理由は様々ですが、故障部位によってはエンジンに異常な振動などが発生します。

引用元:JAF エンジン警告灯(エンジンチェックランプ)が点灯・点滅している場合の原因と対処方法 | JAF

このように、エンジンやミッションへの異常をお知らせしてくれる警告灯です。

また、ベンツの場合はエンジンやミッションが頑丈に造られております。

その一方、大事なエンジンを護るために多くのセンサーが取り付けられており、

そういったセンサー類が不具合を起こすケースもございます。

つぎに、実際のベンツにエンジン警告灯が点灯する原因をみていきましょう。

ベンツのエンジン警告灯の原因5選

そもそも、エンジン警告灯が点灯する原因は多数あります。

そのなかでも代表的でよくあるものを5つピックアップしました。

順番に確認していきましょう。

NOxセンサー

ベンツ NOxセンサー

まず、NOxセンサーとは、排気ガス中の窒素酸化物(NOx)の濃度を測定する部品のことです。

環境規制を守るために必要な排出ガスの管理の役割を果たす部品です。

このNOxセンサーはグレードにより設定の有無があります。

そして、厄介なのが修理をしてもまた再発したりと、

イタチごっこのように複数回修理をすることもしばしばです。

また、1回あたりの交換も10万円程度と高額です。

そのため、NOxセンサーは『無効化』をオススメしています。

当社で詳しく解説している記事がありますので、

NOxセンサーの無効化に少しでも興味がある方は是非ともご覧ください。

サーモスタット

ベンツ サーモスタット

つづいて、サーモスタットが挙げられます。

サーモスタットは弁を開閉することでエンジンの冷却水を適温に保つことが仕事です。

メーター内にて、冷却水の水温が90°前後で保たれているのはこいつのおかげです。

実際の故障としては、弁の動きが悪くサーモスタットが閉じたまま(開いたまま)になるとオーバーヒートやオーバークールになります。

しかし、弁の動きがたま~に悪かった瞬間があるだけでもエンジン警告灯が点灯します。

要するに『故障まではいかないけど、たまに動きが悪くてエンジン警告灯が点くことがある

と言ったイメージです。

しかし、厄介なのが本当に故障している場合は最悪オーバーヒートしてしまうため、

診断機を用いてすぐに故障診断をする必要があります。

ですので、たま~に動きが悪いだけでも交換をした方がスッキリできますね。

バッテリーエラー

つづいて、バッテリーエラーによるエンジン警告灯の点灯パターンです。

一時的にバッテリーの電圧が低下した際に、このようなバッテリーのエラーがでます。

ベンツ バッテリー 警告灯

そして、そのままエンジン警告灯が点灯する場合があります。

しかも、このケース意外と多くみかけます。

また、そうなった場合は乗車してバッテリーの電圧を復活させましょう。

そうすることで、エンジン警告灯が消えることもあります。

その場合は特に修理は必要ありません。

ガス欠

つぎに、エンジン警告灯の点灯原因として意外なのが「ガス欠」です。

エンジン警告灯 ガス欠

我々のように中古車販売店を営んでいると、

ガス欠、またはガス欠寸前といった状態に遭遇することがあります。

そのとき、エンジン警告灯が同時に点灯してしまうケースがあります。

ガス欠状態になり、エンジンがストールすることで、

  • 燃料ポンプに十分な圧力がかからない
  • エンジンコンピューターが危険だと判断した

といった状況になり、エンジン警告灯が点灯したと考えられます。

しかし、まずは給油をしてエンジンを再始動することで改善されます。

故障ではないので安心しましょう。

カムアジャスター

最後に、大きめの修理となります、カムアジャスターの交換です

これは実際のフォレストファクトリーでの作業風景となります。

エンジンを分解しての作業となり、見ての通り非常に大変な作業となります。

ベンツ カムアジャスター

手前側の歯車のような部品に不良がおきてしまうことで、

  • エンジン警告灯が点灯する
  • エンジン始動までのクランキングが長い
  • エンジンの音がガラガラ鳴る

といったような症状が表れます。

この場合は自然に改善されることはなく、修理をする必要があります。

また、修理代金は30万円~となっており、故障状況によりさらに大幅に増えることもあります。

しかし、このカムアジャスターに関してはリコール対象になっている車種もあります。

この記事からチェックしてみてください。

ベンツのエンジン警告灯まとめ

ベンツのエンジン警告灯について、詳しく解説しました。

最後までご覧いただきありがとうございます。

もし、エンジン警告灯が急に点灯したらビックリしますよね。

そういったときにこの記事を見返していただけますと幸いです。

また、修理が必要なときに、なるべくお安く維持ができる専門店と

お付き合いを持つことをオススメ致します。

メルセデスベンツ専門店である弊社フォレストインターナショナルでは、通算取り扱い台数10,000台の豊富な実績とノウハウで、メンテナンスをサポートいたします。

ベンツについて不調や故障など、気になることがございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

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